ヤマザクラの樹皮を木地に張りつけたり、木型を使って筒状に巻き付けたりして作る木工品。原皮そのままを使った、ざらついた表面が特徴の「霜降皮」と、表面を削って磨いた、艶のある表面が特徴の「無地皮」がある。●1980年伝統的工芸品指定
樺細工は18世紀後半、秋田県北部から角館に技法が伝えられ、下級武士の副業として広まった。明治時代には産業として安定し、その後、多様な製品が作られるようになった。
湿度を一定に保つ性質があり、茶葉の保管に適していることから、茶筒生産が主流だが、コースターや箸置き、花器、アクセサリーなども作られている。ひとつひとつ異なる味わいのある表情と、堅牢で実用性にすぐれている点が樺細工の魅力。
CRAFTS CREATOR
西宮正雄
佐藤大
荒川慶太郎
八柳
WORKS
18,200円(税込)
19,800円(税込)
23,100円(税込)
28,100円(税込)