Takumi Japan物語

STORY OF TAKUMI JAPAN

こんにちは、Takumi Japanにご訪問いただきありがとうございます。

私は当サイトを立ち上げたリンです。1995年、26歳のとき、中国から来日して就職し、2023年まで28年間、日本で暮らしています。そして今日までずっと、肌で感じ、発見してきた日本の文化や美しさを、世界へと伝え続けています。

日本に来て初めてデパートに行ったときの衝撃は、今でも鮮明に覚えています。思わず手にとりたくなるような商品がそこかしこにあり、その美しさに魅了された私は、インテリアフロアに立ちつくし、長い間、商品を眺めていました。

当時の私にとって、そこで目にした磁器や陶器、茶器などは、中国の唐や宋の時代のコレクションなどと同様、美術館で見るものという認識でした。それが、デパートのインテリアフロアに並んでいたのです。「伝統的な技法や習慣が、今日まで日本には残っているの? 」「なぜ、日常生活でも使えるの?一般人でも使えるの?」

このカルチャーショックをきっかけに、私は「日本では多くのモノが、芸術という高尚なところから庶民の手が届くところに降りてきて、見るだけではなく、日常生活で使えるモノとなっているのだ」ということを知り、日本独特の美意識に魅力を感じるようになったのです。

限られた思考が突破された後、私は日本の「宝」を発掘し始めました。日本が観光立国として世界に開かれるようになったとき、私は日本人がよく行くデパートなどの一流店を参考にして、世界中の訪日客のために、便利でお得に買い物ができるオンラインショッピングの店を提供しました。

その後、日本の百貨店にはない、日本で作られた伝統工芸品がたくさんあることを知り、陶磁器、漆器、金工品、木工品など、日本全国から1000点以上の伝統工芸品を集め、海外から日本を訪れる観光客に、おもてなしや贈り物におすすめの品として紹介しました。

その中で、季節感や美意識、魂を作品に込めた作家=匠こそが、日本の 「宝 」であることがわかりました。私たちが手にするものは、単なるモノではなく、匠たちの子供のような存在であり、彼らの温かさや思い、エネルギーを包含したモノなのです。そこで、私は日本の匠の発掘に重点を置き、彼らの美意識を世界に伝えることにしました。

私自身、匠の作品を日々の生活で使っていると、その機能性と美しさの両方を深く感じることができます。ただ生活を快適にするだけのモノではなく、見たり触れたりするたびに深い喜びと感動を覚え、作品や作家、美とのつながりを感じることができるのです。

美を見つけ、美を感じ、「日常に美を、暮らしに美を」というライフスタイルこそが、私が日本で見つけた大きな宝物なのだと、今になって思います。日本には「丁寧な暮らしが美人をつくる」という言葉があります。日本で生活するにつれ、私の心はますます繊細になり、感性が豊かになり、“心美人”になり、世の中から多くの善意と美を受け取れるようになりました。

この喜びをあなたと分かち合いたい、この美しさをあなたと分かち合いたい。そう思い、私はこのサイトを立ち上げました。

美を楽しむことで、私たちの心をより豊かにし、喜びを深めましょう。

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