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錫器は、6~7世紀頃、聖徳太子が中国の隋に派遣した使節「遣隋使」によって渡来したと言われている。その後、神仏具、神酒徳利など、ごく一部の間で使われていたものが、江戸時代に入ると、大阪で製造販売が盛んに行われるようになり、一般家庭にも広まっていった。●1983年伝統的工芸品指定
大阪浪華錫器は、鋳型に注ぎ込んだ錫を型から外したあと、ろくろを使って形や厚みを整え、磨いて作る。他のパーツとつなぎ合わせたり、槌目模様を打ったり、漆で塗ったりして仕上げることもある。
現在は、大阪浪華錫器の大半を一企業が製造している。酒器、茶筒をはじめ、伝統的な技術を守りながら、現代の暮らしにマッチしたさまざまな錫器作りを行っている。
CRAFTS CREATOR
大阪錫器
WORKS
16,500円(税込)